養國寺の概要

養國寺(ようこくじ) は愛知県西尾市にある開創六百年になる当地きっての古刹の一つで、境内の清々しい木立のなかに、本堂、書院、庫裏、鐘楼門、観音堂などの諸堂が昔のままに立ち並び、歴史流れと、変わらぬ信仰の深さを実感していただけ、また心安らいでいただけるお寺です。
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名 称 |
重蔵山 剱光院 養國寺 |
宗 旨 |
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総本山 |
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創 建 |
応永15年3月(1408年 室町時代初期) |
開山上人 |
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本 尊 |
阿弥陀如来 |
所在地 |
〒444-0324 愛知県西尾市寺津町東市場48番地
(旧 三河国幡豆郡寺津村) |
お問い合わせ |
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参拝地図
≪養國寺 略歴≫
寺津村 重蔵山 剱光院 養國寺は、後小松院の応永15年戌子の年、
閑叟乗玄上人の開建する所なり
剱光院
延徳2年、五代洞順上人の時。
松平助十郎張忠公を当山に葬り剱光院と号す。 松平張忠は、松平右京亮親忠の八男なり。延徳二年二月二十日織田信秀と井田の合戦の時負傷して其の臣、朝岡甚八郎が寺津の人で、密かに私邸に負い来たり意を尽くし療養せしもついに逝去せり。
養穀寺
11代太導顕心上人は、夙に智道兼備の聞こえあり。天正年中偶本山に番住して後陽成天皇の勅命に依って宮中に参内し、阿弥陀経を御前に披講し叡感の余り竹之内門跡に勅化「重蔵山養穀寺」と勅額を賜りたり。
養國寺
慶長6年6月27日に東照公(家康)が当山に参られ寺号の尋問あれば、勅額の事を以て答うと公稱歎していわく「重蔵は、宝蔵無盡にして養穀は、是五穀なれば万民を救うものなり所謂國を養うの意なれば宜しく養國寺と稱すべし」と、依って朱印21石を賜りたり
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